入社前に内定辞退する新卒者をなくすために


書類を作成することの効果

売り手市場の時代では、内定をもらったあとも、さらなる良い企業を求めて就職活動を続ける学生が多くいます。また、優秀な学生ほど多くの企業から内定をもらっているという実情もあります。だからこそ、企業側は新卒採用で必要な人材に内定を出したからといって安心はできないのです。せっかく確保した新卒者の内定辞退を防ぐには、どうすれば良いのでしょうか?

ここで大事になってくるのが、入社前に内定者に対して就職することへの緊張感を演出することです。具体的には、「入社誓約書」という書面を作成して、記録を残すことが挙げられます。新卒の学生に対しては、「内定承諾書」という名称でも構いません。書面で意思確認をすることで、内定者が企業に抱く印象は確実に変わるのです。

入社前に内定者の意識を変える

「社会人経験のない学生に、わざわざそのような書類を作成させる必要はあるのか?」という意見もありますが、これは企業が内定者に対してコンプライアンスを重視していることをアピールする手段でもあるのです。誓約書にサインさせることで、学生に「この会社では入社後も、いい加減な仕事ができないぞ」という印象を与えることができます。また、内定者に学生のうちから社会人になることへの自覚を持たせることもできます。新卒者に「この会社は、コンプライアンスがゆるゆるだ」と思わせてはいけないのです。

さらに言えば、「身元保証書」や「印鑑証明書」も合わせて提出させるという手段もあります。これらの書類は形式的な印象もありますが、実践してみると予防効果が高いことを実感できるはずです。

新卒採用で成功したいなら、専門家に相談することが大切です。新卒採用コンサルティングなら、雇用に関するトレンドを把握している上に、企業理念に適した人材の見分け方を伝授してもらえます。